プロジェクトエピソード

一人ひとりの記憶に残る
創立60周年祝賀会に

総勢508名が参加し、盛大に執り行なわれた祝賀会。
そこには、舞台裏を支えた
事務局の大きな力がありました。

社員の歩みを次の世代に
つなげられる会にしたい
  • トーウンは2019年7月15日に創立60周年を迎えました。その祝賀会は、10月27日の北海道開催を皮切りに、群馬・福岡・岐阜・埼玉の全5会場、総勢508名の参加をもって盛大に執り行うことができました。
    祝賀会開催の計画が立ち上がったのは、2019年度の予算組みの時です。計画が決まり、事務局ができたものの、誰もが初めての経験です。何をすれば良いのか。日常業務を行いつつ、準備が始まりました。まず何よりも大切にしたのが、会を通して古坐社長の全社員に対する感謝の気持ちを伝えることです。
    「会社の歩みだけでなく、社員自身が自分の働きがあって今会社があることや、そうした社員の歩みを次の世代につなげられる会にしたいと思いました」(野口)。
    開催に向けての不安要素の一つが参加率でした。夜勤明けなどの業務都合で参加できない社員がいるのはわかっていましたが、日曜日に会社行事に参加してくれるのか不安が尽きませんでした。そこで、社員が参加しやすく、当日混乱しない動きの流れ、退屈しないながらも詰め込みすぎない運営を心掛けました。具体的には「会場までの交通手段を明確にし、社員の負担を軽減すること」そして「当日の席次を明確にすること」「各協力者への御礼をきちんと伝えること」「別途記念品を用意すること」など、業務による欠席者への配慮も心がけました。
60年の歴史を振り返りつつ
楽しんでもらえる企画を作る
  • 内容としては、祝賀会がただの「食事会」にならないよう注意し、60年の歴史を振り返りつつ、何より社員に楽しんでもらいたいと考えました。そこで催したのが、「事務局自作動画【60年の歴史】上映」・「社史に関するクイズ大会」・「お楽しみくじ引き大会」でした。動画の全体的な構成や原稿作成、社史に関するクイズ問題作成も全て事務局で行いました。
    自作動画のナレーションの吹込みや、野口の最初の札幌会場での総合司会を引き継ぎ、2会場目以降の総合司会を務めたのが、当時入社1年目だった金城南美です。
    「会社の歴史を紹介するフォトムービーのナレーションを担当することとなり、地方出身の私は、イントネーション・発音に大変苦労しました。自主制作とはいえ、会社として社員皆さんに見ていただく動画なので完成度は高いものでなくてはならず、当初はものすごくプレッシャーを感じていました。ナレーション撮りの際には、野口マネージャーや上司の方々につきっきりで直接ご指導をいただきながら、なんとか全て撮り終えることができました」(金城)。
    結果的には、入社1年目とは思えない堂々とした司会ということで、方々から好評。動画もしっかり視聴してもらえ、クイズ大会・くじ引き大会は大盛り上がりで大成功でした。
今後の発展に向けて
社員の想いを一つにできた
  • もともと福利厚生の充実している会社ではありましたが、社員の皆さんもここまで会社がねぎらいの気持ちを込めて大規模な祝賀会を開催するとは思っていなかったのではないでしょうか。結果、会は大きな感動に包まれました。
    「普段顔を合わせることがない社員同士の交流が図られ、これからの業務にも活かされると感じました」(野口)。
    「私自身も祝賀会で当日の司会やフォトムービー等のナレーションを行ったことで、自分を知ってもらうことができ、その後の電話応対や総務部の仕事をスムーズに進められるきっかけになり大変良かったです」(金城)。
    全5会場の最後である埼玉会場では、締めの挨拶で参加者から「事務局、お疲れさま」の拍手が沸きました。事務局スタッフ全員が喜びを共有し、今までにない達成感を感じることができました。また、会の内容と60年の歩みは、社内報として60周年記念特別号を発刊し、全国の職場や各会場の写真をふんだんに使ったものを作りました。
    親会社の一部門であった運輸部が60年の歴史を経て現在まで成長し、今後70年、80年とさらに発展を遂げる……。まさに今回は、そのための社員の想いを新たにし、一つに結びつけることができたプロジェクトとなりました。